教員のための「ベースボール型」2017
授業研究会を仙台市で開催!(第12回)
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去る8月8日(火)、宮城県仙台市「シェルコムせんだい」にて、小中学校教員を対象とした「ベースボール型」授業研究会(主催:宮城県ソフトボール協会、共催:宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、公益財団法人日本ソフトボール協会(JSA)/一般社団法人日本野球機構(NPB)、株式会社楽天野球団、後援:仙台市)が開催され、宮城県内、仙台市内から小中学校に勤務する教員58名が参加し、実施されました。
講師は、NPB協力の下、東北楽天ゴールデンイーグルススクール部ベースボールスクールジュニアコーチ:西村 弥講師、JSA学校体育推進委員会:栗山利宏講師、安藤 宏講師が務め、NPBが制作した指導用教材「みんなが輝くやさしいベースボール型授業」を基に実技を中心に研究会を行いました。
研究会の内容は2016の経験を活かし、「同じ指導内容が行き渡るように」との趣旨に基づき実施されているものです。
教員の方々を対象に実技指導「守る」「投げる」「打つ」の基本動作を擬音語や擬態語を使った「実際の教育現場で役立つ小中学生にわかりやすい言葉」を用いた指導方法が披露され、参加された教員皆さんからも「擬音語・擬態語を使うことでグッと親しみやすくなる」「擬音語・擬態語を使用することで子どもたちの注意を引きつけ、その指導内容に入り込みやすくなる」等、好評で「早速、授業で使ってみたい」との声も聞かれました。
その後、「誰でも楽しむことができる易しいゲーム形式」(バックホームゲーム、フォースプレーゲーム、タッチプレーゲーム)の授業の実践体験をしてもらいました。参加された中学校教員の皆さんに「ルールの解説、声かけ、安全管理、運動量確保の工夫」など、実際に体験することで、授業のポイントを提供することができたのではないかと考えております。
最後に、今回の機会を提供いただきました宮城県教育委員会ならびに仙台市教育委員会関係者および宮城県ソフトボール協会関係者の皆様に心より感謝申し上げます。また、参加された先生方におかれましても、平日のお忙しい日程にもかかわらずご参加いただき、本研究会では、本当に「熱心に学ぶ眼差し」で接していただきましたことを改めて感謝申し上げます。 全国の小・中学生が体力の向上を始め、協調性や主体性といったこれから成長していくために必要な体力や能力を学ぶためには教員の経験と知識が必要不可欠となります。
どうか、本研究会で体験いただきましたことを今後の学校教育に生かしていただけることを期待しております。