「ワールドカップ優勝」を果たした女子TOP日本代表が
2024年9月3日(火)、「首相官邸を表敬訪問」した
岸田文雄 内閣総理大臣に「世界一の座奪還」を報告
後半は ″笑顔・和やかな雰囲気″ で歓談が続いた
今夏(7月15日~20日)、イタリア・カスティオンス ディ ストラーダを舞台に開催された「WBSC第17回女子ソフトボールワールドカップ ファイナルステージ」で見事「3大会ぶり4回目の優勝」を飾った女子TOP日本代表チーム。
宇津木妙子チームリーダー、宇津木麗華ヘッドコーチをはじめとするコーチングスタッフ・代表選手16名が9月3日(火)「首相官邸を表敬訪問」し、女子ソフトボール ″世界一の座奪還″ を報告した。
「2028年ロサンゼルスオリンピック」での「ソフトボール復活」が決定し、今回のワールドカップはその ″LA28″ での ″3大会連続の金メダル獲得″ へ新たな金メダルロードの「スタート」「第一歩」と位置づけ、チャレンジ。
大会には昨年(2023年)のグループステージを突破した6チーム(※グループA突破2チーム:アメリカ、オーストラリア グループB突破2チーム:プエルトリコ、オランダ グループC突破2チーム:日本、カナダ)にワイルドカード2チーム(※イタリア、中国)を加えた合計8チームが出場。女子TOP日本代表はオープニングラウンド・グループBを3戦全勝の1位で通過。スーパーラウンドに駒を進め、スーパーラウンドでは宿敵・アメリカに敗れたものの、2勝1敗の2位で決勝に進出。決勝ではアメリカと再戦し、「6-1」で快勝! 「リベンジ」を果たし、2014年以来10年ぶりとなる優勝を成し遂げた。
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表敬訪問当日、女子TOP日本代表チームは東京都千代田区永田町の衆議院第一議員会館に集合。関係職員の誘導のもと徒歩で隣接する首相官邸へ移動すると、その首相官邸にて岸田文雄 内閣総理大臣、盛山正仁 文部科学大臣、あべ俊子 文部科学副大臣、林芳正 内閣官房長官、森屋宏 内閣官房副長官のご臨席を賜り、16時30分より表敬開始。
まず、(公財)日本ソフトボール協会・牧島かれん会長が挨拶に立ち、今大会の「優勝・世界一」を報告。続いて女子TOP日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチ、石川恭子キャプテンから大会における日本チームの戦いぶり、「ヘッドコーチ」「キャプテン」それぞれの立場で ″ワールドカップ優勝の喜び″ が語られ、チームを代表して、石川恭子キャプテンより岸田文雄 内閣総理大臣へ記念品(※女子TOP日本代表チームのサイン入りボール・サイン入りユニフォーム)も贈呈された。
後半の懇談では、岸田文雄 総理から女子TOP日本代表チームへ「今回のチームの特徴・強みとは何ですか?」と質問が投げかけられ、石川恭子キャプテンが「私たちは若いチームで技術的にはまだ成長段階にありますが、選手一人ひとりが本当に『個性豊か』です。その各々の強い個性が今回ワールドカップという舞台で『王座奪還!』の合言葉のもと、うまく融合・団結できましたし、世界の強豪相手にも臆することなく『それぞれが特色を十二分に発揮して』カラフルに、美しく、光輝けたことが優勝できた一番の勝因であったと感じています」と答える場面も。
また、現・広島県ソフトボール協会会長でもあり ″ソフトボール″ に ″縁″ がある岸田文雄 総理が「この中で広島県出身の選手はいらっしゃいますか?」と問いかけ、広島出身の坂本実桜選手(※広島市立白島小学校 → 広島市立中広中学校)、藤本麗選手(※呉市立警固屋小学校 → 広島市立翠町中学校)が「笑顔」で受け答えるといった一幕も見られた。
この後も「和やかな雰囲気」の中、上野由岐子選手、後藤希友選手、宇津木麗華ヘッドコーチらが岸田文雄 総理と歓談。最後に出席者全員で記念撮影が行われ、今回の女子TOP日本代表チーム「首相官邸表敬訪問」を終了した。
「第17回ワールドカップ優勝」の喜びを改めて噛みしめると同時に、この「世界一の座奪還」をさらなる ″成長の糧″ として。
女子TOP日本代表チームはこれからも進化し、前進し続けていく!